久證寺について
久證寺の歴史
久證寺は愛知県清須市にある真宗大谷派の寺院です。
創建年は不詳ですが、もともとは愛知県あま市にある甚目寺観音東参道に所在していました。
その後、寛永年間(1624年~1643年)に現在の清須市に移転しています。
親鸞聖人
寺伝では関ヶ原の戦いの際、本願寺12代 教如上人を清洲近辺の6カ寺で護衛し、無事帰洛させた功績から清洲六坊として袈裟が下附されたと伝わっています。
明治24年濃尾地震によって建物が山門を除きすべて倒壊しましたが、大正にかけて本堂・庫裏が再建されました。
昭和62年五条川拡幅工事に伴い、本堂・庫裏が現在の位置に移動し鉄筋コンクリートで再建され落慶法要が勤まりました。
平成25年蓮如上人五百回御遠忌法要記念事業として本堂・庫裏の修復工事が行われました。
現在の内陣
平成30年3月に発生した本堂内火事の修復工事が、令和3年3月完了し現在に至ります。
施設紹介
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本堂(外観)
様々な法要・行事が行われます。
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スロープ
補助の方は必要ですが、車イスで本堂までお上がりいただけます。
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車椅子用トイレ
スロープ先の本堂横に車イス用トイレがございます。
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書院
控室としてご利用いただけます。
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お斎堂
法要や法事の際にお斎(食事)会場としてご利用いただけます。
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納骨堂
ご遺骨を納めるための屋内施設です。
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寺務所
御用の方はこちらにお越しください。
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鐘楼
昭和18年太平洋戦争中の供出で鐘を失いましたが、昭和42年には現在の鐘が再鋳されました。大晦日除夜の鐘には多くの方がつきに来られます。
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山門
文久2年(1861年)建立された山門は、濃尾地震で倒壊を免れた唯一の建物です。